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房総半島の戦跡を巡る
最近の下調査
下の画像は仕事の合間に立ち寄った香取市(旧山田町)の想定ポイント。

事前の隊長情報によれば、兵力は28H×1  TA(速射砲中退)×1  i(歩兵)1個大隊らしい。

はたしてこの地区に本当に実在したのか・・・・   半信半疑だったが、現地についてまもなく、軽トラのおじいちゃんに

訪ねてみたところ、1発ヒットした!

北寄りの集落の中に、かなりしっかりしたものがあるらしい・・・・

また、この車を止めた北側の斜面下にも小規模ながらいくらか、あったとか・・・・

時間もないし、自分の役目はこれでよい。

戦力が整っているときに、いかに効率よく散策できるか、ネタの仕込みで十分だ。

これで見つけてある震洋、旭と合わせて次回の銚子方面はかなり熱いものになることはまちがいないだろう。




香取調査-1



お次は南の方角にシフト。

一宮付近の八積という場所。

ここも拠点を構築したという記録がマークされている。

とはいっても詳細な文献がのこっているわけでもないが・・・・

ただ漠然と、地形図を見て自分だったらここだ!  ・・・・行ってみる。

車の右側にポッカリと・・・・半分埋まりかかった壕を発見。

八積-1




自分の想定した場所で見つけると、妙に気分がよい。

覗き込むと奥の方で左右に分岐しているようだ。

ここもこれでよい。

これを足がかりにいずれメンバーと攻めることとする。


八積-2
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勝浦で・・・・
初詣の帰り。

勝浦の墨名で、崩落防止ネットの奥になにかあるように見えたので近寄ってみた。



勝浦墨名-1



あった!

壕口は二つ。   

ふたつともなかなか大きな空間で、奥で左右に分岐しているように見える。

勝浦は現状、まともな成果は野々塚しかないのでこれも要調査対象としておこう。

次回は再度串浜あたりを見てみたい。
勝浦墨名-2
128高地
週末の南房総調査の前に今回のネタバレをばひとつ
南房総、館山方面で128高地といえば、海軍の128高地戦闘指揮所が有名だが、東京湾兵団にも
128高地いわゆる128拠点というのものが存在したらしい。
守備兵力は 九重地区隊 i=1(中) 30H×1  野砲2門であり、
大井北側、深井、田辺北側、宮下北側、115高地、についで主抵抗拠点とされている。

場所は、現在でいう千倉町大貫のグリーンラインと、県道188の交差地点からやや西に入ったあたり。
拠点の中心は名称からいえば、128高地三角点付近に陣地を構築したのではないかと考えそうだが、
おそらく三角点付近には何もないのではないかと推測している。
理由は、当時この三角点付近に車の通れる道が存在していなかったことと、地の利があるように思えないからだ。
当時唯一通れた道は東西に抜ける188号線のみであるため、
おそらく画像の赤丸付近、旧道の北側付近が怪しいのではないかと睨んでいる。
なのでここが今回の重点散策ポイントなのだ。
さらにこの旧道の大貫隧道には、さらに旧旧隧道が存在するらしいとのことで、今回はこれらもあわせて
調査することとしたい。


128拠点-1
15K×3だって・・・・!?
ふむふむ・・・・φ(・ω・*)フムフム..

隊長情報によれば、旭に配置転換で15K×3・・・・の場所があるらしい。

コンクリートなのか!?!?!?  素掘りなのか!?!?!?

しかも守備兵力は歩兵1個大隊だとか・・・・

地形図で見て、初夏の頃にちょろっと散策した場所だったりするが、

これは久々に大物の予感が
森の木拠点
東金には、東金インター付近に森の木拠点があったらしい。

おおよそ下図のあたりであろうと思われる。

資料によれば歩兵1個大隊規模 さらに、15K×1  15H×3 と重砲もいるようだ。

確かに・・・・  71高地あたりに15Kを据えれば、126を縦射できるわけで、絶好の位置といえよう。




20年6月23日 

第三期築城指令によれば、工兵作業隊に対して、「速やかに森の木拠点を概成し、事後

酒蔵、古内地区の陣地構築に任じ、8月末までに約半分を概成とある。」

いつごろから着手していたのか、進捗度合いは!?、

これらの存在を近々確認してみたい。

新たな発見を期待して(-^〇^-)


Y森の木拠点